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  • 石井宏「クラシック音楽意外史」東京書籍
    • 雑学本かと思ったら、これが挑発的な本だったのでビックリ。なにしろ、現在正統とされるドイツ的音楽史観をひっくり返そうてんだから痛快です。確かに、「交響楽が一番立派な音楽」みたいな発想ってあるもんなぁ…。なんか、こうクラシックを聴く以上はベートーヴェンの交響楽は基礎でしょ、みたいな感覚。ぼくはベートーヴェンがイマイチ苦手な人間なので、胸のつかえが下りました。著者に言わせると歴史的に見ると声楽がメインストームだそうです。なるほどなぁ。