2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ビルスマ「バッハ:無伴奏チェロ組曲」 92年の録音。一部スケール弦も使った「現古折衷」バージョン。演奏に使われたのはスミソニアン博物館蔵のストラディヴァリウス「セルヴェ」。佐々木節夫さんの『古楽の旗手たち』(音楽之友社・ISBN: 4276201845)のビ…
妻が「久しぶりに『キラー・クィーン』聴きたい」というので、よっしゃ図書館で借りようぜ…と検索をかけるも、予約入りまくりで全滅です。え〜〜〜〜!? なんでまた…と思ったら、ドラマのテーマ曲に使われているのでした。しかもキムタクかよ。勝ち目ねーよ。…
「カストラートの時代」 再聴。大好きな盤です。カウンターテナー歌合戦と割り切れば、これほど楽しい企画はないでしょう。ただ男声にこだわる必要はないのではないかという気もします(あ、そういう盤もあるか…)。
ここ二三日、過去日記を改修してます。主に、CDや書籍のリンクと図版追加。盆栽いじりのようで楽しい。
1万円前後でマイクロコンポが色々出てます。しかし、このレベルのものを買うのなら、いっそ割り切って同価格帯のCDプレイヤーやラジカセというのも悪くないか? いやいや、悪あがきせずCDを一枚でも多く聴いた方が…と優柔不断スパイラル。 CDの方は、例によ…
実は先日、編集者からの電話で、別件の方を先に片づけて欲しいという要請が入り。重しのようにのしかかっていた「まだ前書きしか書けてない本」という大きなプレッシャーが軽減されて、ヤレヤレです(先送りしてるだけやん…)。他にも一杯プレッシャーあるん…
「セゴビア自撰名演集(CD版)」 BGMに流しました。ギターは前から好きでしたが、最近はちょっと弦の音に惹かれてこともあって気持ちが再燃。 ASIN:B00005GRML YASUAKI SHIMIZU「CELLO SUITE 1.2.3.」 テナー・サックスによる無伴奏チェロ組曲。冒頭で「うわ…
月一回の秋葉原巡回。ぐるっと廻って、書評用の漫画を十数冊購入。オーディオ系、パソコン系をひやかして、物欲の魔神に取り憑かれるが、お金がないので買えません。ラジオ会館に入ると、とあるオーディオショップが移転セール中。次に何の店が入るのかわか…
アレッド・ジョーンズ「天使の歌声III」 ボーイソプラノの定番中の定番です。シューベルト「野ばら」、フォーレ「ピエ・イエス」、ヘンデル「メサイア」、フランク「天使の糧」等々、選曲も定番。「野ばら」でガツンと掴んで、最後まで引っ張って行く。最後…
ブリュッヘン「モーツァルト:交響曲40番、41番」 もっと古楽っぽいかと期待したんですが、それほど古楽古楽しているわけではありませんでした。 ASIN:B00005FFWR(fig) 「カストラートの時代」(廃盤?) ヘンデル、パーセル、バッハ、ハッセ、モーツァル…
Lorin Wey「Hey, Ho, the Wind and the Rain」 Wey兄弟の弟の新譜。前にも触れたようにシェイクスピア劇の音楽。渋いというか地味ですが、きれいなボーイソプラノと曲を楽しめます。面白いことに同じ詩だけど別の曲というのが幾つか入っています。例えば「蜂…
石井宏さんの本を読んでいたら、猛然とホグウッドのモーツァルトが聴きたくなりました。我ながらすげぇ単純だとは思うが、「そうかホグウッドのシンフォニー全集にはシンフォニーとして71曲(倍やんか)も収録されているのか」なるほどなるほど、これは一度…
Terry Wey「Soprano Alto Tenore」 今日は一日これを繰り返し聴きました。収録曲はヘンデルのオペラ・アリア、オラトリオ。一人の声楽家のソプラノ、アルト、テノールを聴けるという興味深く楽しい一枚。もちろん同時期の録音ではなく、テノールに声がわりす…
石井宏「クラシック音楽意外史」東京書籍 雑学本かと思ったら、これが挑発的な本だったのでビックリ。なにしろ、現在正統とされるドイツ的音楽史観をひっくり返そうてんだから痛快です。確かに、「交響楽が一番立派な音楽」みたいな発想ってあるもんなぁ…。…
コープマン「ブクステフーデ:オルガン作品集」 バッハも聴きに行って長居してしまったという北ドイツの大物オルガニストの作品集。バッハも…というのがポイントだったんですが、あまり強い印象が残りませんでした。BGM聴きではダメか? 暇ができたらもう一…
コンソート・オブ・ミュージック「シャンソニエ・コルディフォルム[ハート形のシャンソン集]」 ハート型の手写本に遺されたルネサンス世俗歌曲の世界。仕事のBGMにはどうか? と思いましたが、気持ち良かった。ポリフォニー・シャンソンって、時々耳を立て…
キングズ・カレッジ聖歌隊「エレミア哀歌」(アルゴ盤) タリスの「エレミア」にも色々ありますが、ボーイソプラノ党としてはまずコレですね。静かな、湖面に風が吹くような、環境音楽のようなイメージ。これもダウナーです。名盤が色々あるので聞き比べたい…
田中仁彦「ケルト神話と中世騎士物語」中公新書 ケルト文化のバックボーンを把握すれば、よりケルト音楽を楽しめるんじゃないかという下心で読む。もちろん仕事のネタの仕込みというのもあります。終盤、中世騎士物語の構造が、ユングの考える人格形成のモデ…
誰か感想書いてないかと思ってぐぐってみましたが、なんとヒットしたのは、SF作家の高千穂遥さんの日記のみでした。 Takachiho-Notes http://www.takachiho-haruka.com/ 番組データ [邦 題] BSプライムタイム「なりきりドキュメント」− パンクロッカーがク…
妻の誕生日になぁんもプレゼントしなかったということもあって、二人でボリショイ・サーカスへ。平日割引やるくらいだから空いてるだろうと思いきや、自由席は入場制限で、指定席もほぼ満席。ぼくは苦手なものが一杯あるのですが、中でも満席の観客席という…
「パブロ・カザルスの芸術」 の続きというか残りのDISC 1、2、5〜8を聴く。ドヴォルザーク、ボッケリーニ、ブラームス、ベートーヴェン、ハイドン、シューマン、メンデルスゾーン。ベートーヴェンの比重が大きいんだけど、実はベートーヴェン苦手なんですよ…
テレビといえば夕べたまたま見てしまったのが、パンクロッカーが4週間で指揮者になれるか? というイギリスのドキュメント。「偽物は誰だ?」的なテレビ番組のメイキングです。音楽雑誌の編集長や、コンサートマスターといった審査員の前で、四人の指揮者が…
ぼんやりテレビを見てたら、おすぎが白菜と豚肉の鍋を作っていました。白菜敷いて、豚肉敷いて、白菜敷いて…と段々にして行く。ウチでもよく作る貧乏鍋に似てるなあと思ったら、「なんていう鍋なんですか?」「貧乏鍋っていうのよ。金沢で教わったから金沢の…
竹下節子「バロック音楽はなぜ癒すのか」(音楽之友社) 音楽療法とかヒーリング系の本かと思ったら、フランス・バロック音楽とその身体性について書かれた本。まだ半分くらいしか読んでないけど、これは当たりでした。宇宙の調和という抽象思考から、思考と…
これはいいなぁ…と思って、ネットで色々調べてみたら、無伴奏チェロ組曲の盤がCDだけに限っても膨大にあるということ知りました。しかもファンもオニのようにいる。カザルスがこの曲を再発見したとは知らなかったですよ。チェロは全くわからないだけに、スポ…
ボーイズ・エア・クワイア「メリー クリスマス」 図書館で借りてきました。今時、クリスマスアルバム聴くのも乙なものです。というか、クリスマスアルバムはシーズン中はまず借りられません。このアルバムのポイントは聖歌だけではなく一般のクリスマスソン…
ヨーヨー・マ「シンプリー・バロックII」 これも借りて来た一枚。パート1がけっこう好みだったので、ワンスモアというわけですね。うん…。なんか、よりイージー・リスニングっぽいというか、BGMには悪くないのだけれど期待したほどではなかったです。 ASIN:B…
9時半起床。今週も「題名のない音楽会」をパスしてしまう。で、今日も例によってフレンチトーストとオムレツを焼く。出来は70点。フライパンが焦げ付くようになってきましたね。今日も一日仕事。予約入れておいたCDを受け取りに合間を縫って図書館へ。実は日…
Wey Family「CONCERT TOUR 2003」の続き 収録曲は全20曲。書き写すのは面倒なのでやめときますが、トマス・アーン「蜂が蜜を吸うところで(テンペスト)」、トマス・モーリー「彼氏と彼女が(お気に召すまま)」、ロバート・ジョンソン「聴け、聴け、雲雀の…
Wey Family「COCERT TOUR 2003」 Wey兄弟のCDが無事届きました。これはそのうちの一枚で、Wey一家のアメリカン・ツアー・アルバムです。専門家による録音ではないため、単独販売していないそうです。あくまでも新譜を購入したファンに実費で…という感じ。そ…