ドイツ・ハルモニア・ムンディ

 先日、予約した、テルツ少年合唱団の「デュファイ:ミサ・ス・ラ・ファス・エ・パル」はとっくに届いていて、感涙にむせびながら聴きました。ただもう、この日記では何回も書いているので、書くまでもない。CD化されて良かった! それだけです。音も全然イイです。驚いたことに、このCD化は「ドイツ・ハルモニア・ムンディ名盤撰」という同レーベル創立45周年記念(半端な数字…)の日本独自企画で、なんと50タイトル出ます! その内の半分が「世界初CD化」! 海外のマニアが騒ぐのも当然ですね。LPでしか聴けなかった、レオンハルト、コレギウム・アウレリウム、テルツの名演が気軽にCDで聴けちゃうわけだ。特に古楽バロック好きにはたまんない企画です。とうてい全部は買えませんが、「楽しいルネサンスの舞曲集」「ルネサンスのクリスマス音楽」「パレストリーナ:ミサとモテトゥス」くらいはなんとかしたい。1枚物で1575円、2枚組で2520円。

  • レオンハルト「バッハ:チェンバロ協奏曲集」
  • クィケン兄弟とレオンハルトヴェルサイユの音楽」
    • 僕が聴いたのは旧盤ですが、このほど上で紹介した企画で復活。一曲目の「アラン・マレ:聖ジュヌヴィエーヴの丘教会の鐘」から、王侯気分。
  • ジギスヴァルト・クィケン「ヴェルサイユのコンセール・ド・ダンス」
    • フランス・バロックの世界を堪能。主に舞曲ですが、舞踏会用のダンスミュージックではなくフランス・オペラのバレエ・シーンで使われた曲。王様が舞台でバレエ踊っちゃうくらいバレエ好きな国ならではの曲集です。普段聴かないリュリ、ルベルが新鮮。声楽もあり。