ギャリコ
復刊コムから「ハリスおばさんニューヨークに行く」復刊のお知らせがありました。見に行ったらポール・ギャリコの復刊特集なんてのをやってて、ビックリ。
■ポール・ギャリコ特集
http://www.fukkan.com/group/?no=51
ギャリコは一時期、次々読みました。作家でも漫画家でも映画監督でも芸術ではなくエンターテイメントなパッケージで人の魂をゆさぶるような作品を作ってしまう人がいますが、ギャリコもその一人。ウエルメイドな娯楽作品でさえ、陳腐には陥りません。ぼくはこういう作家になりたいんだけどなあ。でも書き始めるとキスキスバンバンな方に走ってしまいます。人格がダメなのか?
- 作者: ポール・ギャリコ,Paul Gallico,古沢安二郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1979/07/27
- メディア: 文庫
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- 作者: ポールギャリコ,Paul Gallico,矢川澄子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/12/24
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- 短編集。表題作はこうやってタイトル書いてるだけで目頭が熱くなります。第二次大戦の「ダンケルクの撤退」を背景に、孤独な画家と少女の触れ合いを描いているのですが、細かいことは忘れたのにもかかわらず、眼が潤んできます。