ディスクワールド

  • 亀と象の上にのっかった円盤状世界を舞台とするディスクワールド・シリーズの第一作。なりそこない魔術師リンスウィンドとディスクワールド初の観光客ツーフラワーの奇想天外なトラベローグ。シリーズ屈指の奇想度(って全巻読んだわけでもないが…)。陰の主役であるツーフラワーの「足の生えたカバン」には絶句。しかし、第一巻で後が続かなかったとは…。こんなに面白いのに。

死神の館 (The Discworld novel (1))

死神の館 (The Discworld novel (1))

  • ディスクワールド・シリーズ全体の陰の主役(こればっかり…)である死神が主役を張る、メランコリクでシニカルで、おまけに恋もあるというお楽しみ編。

魔道士エスカリナ (The Discworld novel (2))

魔道士エスカリナ (The Discworld novel (2))

  • プラチェットも今時の作家なので、フェミニズムは無視できんかった。女がなれないとされる魔道士になるべく運命づけられた9歳の少女の痛快冒険談。宮崎駿がアニメ化すればいいのに。