女學生らいふ

 六義園を徘徊して、本郷通りを弥生美術館まで歩きました。途中に八百屋お七で有名な吉祥寺、目赤不動などもあり、結構、距離があるけど楽しい道のりです。
 しかし、近いのに全くのご無沙汰で、少女漫画展で水野英子先生にサインしていただいて以来です。
 いつでも気が向いたら行けると思ってると、かえって足が遠のいてしまいます。
 弥生美術館の企画展は「大正・昭和 女學生らいふ 展」ということで、昔の少女雑誌、百合系のご先祖様である吉屋信子関係、高畠華宵中原淳一、松本かつじなどの挿し絵や原画が展示中です。
 毎度のことながらユニセックスな華宵、淳一の可憐さにも魂を奪われますが、かつじの魅力をも再確認。高野文子の原点だと思いますよ。

■弥生美術館・竹久夢二美術館

 美術館を出た時点で体力的には一杯になっていたのですが、調子に乗って弥生坂を下り、谷中墓地を抜け、日暮里に出て、羽二重団子を買いました。