ピクニック
- アーティスト: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,ワーグナー,リスト,ドヴォルザーク,エネスコ,モーツァルト,グリンカ,リンケ,バレンボイム(ダニエル)
- 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
- 発売日: 1991/08/25
- メディア: CD
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- ああああ、またAmazonがタイトル間違えてるよぉ。はまぞうで調べてもヒットしないはず。正確には「ヴァルトビューネ・コンサート・ライヴ」。バレンボイム指揮のベルリン・フィル。会場は野外劇業ヴァルトビューネ。こないだラン・ランが出たベルリン・フィルの「ピクニック・コンサート」と同じ場所だと思います。ベルリンの壁崩壊の半年後、ヒトラーの作った野外劇場でユダヤ系のバレンボイムがワーグナーの「マイスタージンガー序曲」から振り始めるという、もはやこれは歴史のヒトコマだなあ。とも思いもするし、日本盤ライナーの近藤建一氏が指摘するように深読みできる選曲なんですが、政治性を考えなければ祝祭感に満ちた選曲でもあってメチャ楽しい。もちろん、こないだ放映されたピクニック・コンサート同様に観客は大盛り上がり。最後の「ベルリン気質」ではベルリン子たちが拍手と口笛と歓声で共演しちゃう。いいなあ。野外なので音が反響しないで抜けて行くような感じはありますが、それがまたいかにもという感じ。
こないだから順に聴いているバレンボイムの『ベートーヴェン:交響曲全集』は第6番「田園」まで聴きました。やっぱ「田園」は好きだなあ。第4番とかは初めて聴くんですが、こんなのがあったんだと堪能。