西本智実 in 川口

 夕方から川口のリリアホールへ。
 久しぶりに県境を越えた。
 一度は実演で聴きたい見たいと思ってた西本智実の指揮。
 オケは東京交響楽団でピアノは及川浩治。

 グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ長調
 ムソルグスキー/ラベル編曲:組曲展覧会の絵
 ハチャトリアン:組曲「仮面舞踏会」より、ワルツ(アンコール)

 というプログラムで、華やかな「ルスランとリュドミラ」から、もうワクワクもの。
 チャイコンは及川さんのピアノが予想以上に個性的な感じで、一瞬違和感がありましたが、これもいい感じ。ぼくはこの曲のピアノが突っ走るのをオケがフォローするようなやりとりが好きなんですね。帰ってからラン・ラン&バレンボイムの盤と聴き比べましたが随分印象が違います。
 とはいえ圧巻は「展覧会」。
 特に好きな曲でもなかったのですが、聴いて、ああ、こんなスゴイ曲だったのかとビックリ。
 実演で聴かないとダメですね。
 打楽器が効いてて、思わず身体が動いてしまう。
 他の客も身体動いてます。
 すげぇな。
 西本さんの指揮がまたカッコイイ。
 かっこよすぎ。
 凛々しい若武者という感じです。
 アンコールがワルツってのもよかった。
 いい気持ちで会場から送り出されました。
 う〜ん、7月のモーツァルトもチケット取っておくんだった。
 妻の分しか取ってねえや。
 て、ワケで8月のベートーヴェンは最安席で行きます。