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ヒッチコック×ジジェク

• 古書店で購入。じわじわと読む予定。

汝の症候を楽しめ―ハリウッドvsラカン

斜めから見る―大衆文化を通してラカン理論へ

• この二冊を並行して読んでいる。これが滅法面白いので上を買ったという流れ。

身体なき器官

• こちらも読みかけ。ジジェクの面白さは自分が考えていること、正確には漫画、それもエロティックな漫画の批評を長々とやってきて気付いたこと、考えたことが、もっと論理立てて書いてあるから。学者や分析家の皆さんはエロ漫画を読むと、きっとお得ですよ。色んな意味で宝庫だと思う。

魔術師 (イリュージョニスト)

• 息抜きに一気読み。リンカーン・ライムもの。なんのかんのと文句つけても楽しめる本。今回はイリュージョニストが次々に見立て殺人を行うという、先祖返り的な趣向が楽しい。偉大なイリュージョニストの一例として「アジア出身のプリンセス・テンコー」の名前が出てきたのにはびっくり。お話は例によって二転三転のドンデン返しの嵐。えーかげんにせーよというくらいくどいドンデン返し。

エンプティー・チェア

• これもリンカーン・ライムもの。こないだの日記で鬱陶しそうな南部を舞台にした云々と書いたやつだね。ついつい手を出してしまった。昆虫オタクのエキセントリックな少年が少女を誘拐したのをおっかけるというお話。誘拐事件は24時間以内に被害者を救出しないと生存の確率が激減するというタイム・リミットつき。これも終盤に至ってドンデン返しの連続。ライムが犯人をはめるトリックはホームズも使った手ですね。オマージュなのかしら？

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