ここ2〜3日聴いた分

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第24番

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第24番

  • クララ・ハスキルは名前くらいしか知らなかった。聴いてみようかと思ったのは、たまたま51年録音の「シューベルトピアノソナタ第21番」聴く機会があったからだ。これがなかなかグッとくる演奏で、ならば十八番のモーツァルトも聴かねばというわけです。この盤には彼女の定番中の定番「ピアノ協奏曲第20番」が収録されています。モーツァルトピアノ曲の中で、一番好きかもしれない。ワクワクするようなドキドキするような悲愴感漂う第一楽章、そしてこの世のものとは思えぬ第二楽章…これをどう聴かせてくれるのか? ハスキルの演奏は心に沁みるというか、案の定、第二楽章では涙腺が弛みそうになりました。ハスキルの名前が背負っている悲劇性も多分に影響はしているのでしょうが、そうした伝説もまた音楽の一部だと考えます。音源は急死する一ヶ月前のもの。この一月後、駅で転んで、それが原因で死亡するのですが、転んだ時「よかった、片目はダメだけど手は無事だわ」とつぶやいたというキャラの立ちっぷりも見事です。

モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」、第23番

モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」、第23番

  • もう一枚。

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番ニ短調

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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

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