■ - 9月11日に生まれて

　もうちょっとクラシック・クロスオーバーっぽいかと思って聴いたら、もっとポップス寄り。ムード歌謡のような感じもあって、ぼくの好みからはかなりズレます。

　テノールの美声はオペラで味わうのが一番いいんじゃないかと思います。というわけで一番好きなテノール、パヴァロッティのプッチーニに耽溺。

　昨日の続きでフランソワのラヴェル二枚目。「夜のガスパール」から始まって、「優雅な円舞曲」へ。全集一枚目より、さらに響くものがあります。ちなみに三浦淳史さんの解説によりますと「優雅な円舞曲」は匿名での初演で「作曲家当てアンケート」という企画だったそうです。

あとでプログラムに添付されたアンケート用紙を調べたところ、ラヴェルの曲は、コダーイ、エリック・サティあるいはT.デュボアの作と書いた答が最も多かった。

　
確かにサティっぽい感じもありますね。