ラン・ランと
ゲルギエフ。なんかもうツーショット見るだけで室温が5度は上がりますよ。汗っかきのラン・ランと、毛むくじゃらの
ゲルギエフ。体育会系つーかなんつーか。おなじみの
ラフマニノフの二番ですが、なんかもう別の曲聴いてるみたいな感じ。ライヴ録音です。「
パガニーニの主題による変奏曲」も素晴らしいてゆーか、スゴイ。参りました。許して下さい。暑い、いや、熱い。
熱冷ましにセント・フィリップス少年合唱団。早い話、リベラの前身なので、正統的な
聖歌隊歌唱を求める人向きではないでしょう。電気楽器も使うし、選曲も「オリノコ・フロウ」や「セイリング」と、クラシック・クロスオーバーとか
ヒーリング系とか
ニューエイジ系とかエンヤとか
アディエマスとかボーイズ・エア・
クワイアが好きという人にはオススメかも。ぼくは
原理主義者じゃないので、全然オーライ。もうちょっとナマっぽさが欲しいというのはないものねだり。むしろデオドラントで人工的で透明な歌唱こそが、官能的であるという逆説。
ヤン・ガルバレク連続聴きの一環。それにしても
ECMのジャケはどれもこれもカッコイイなあ。
ジャケ買いをしてる人もいるにちがいない。それもジャケが欲しくて買うという硬派な
ジャケ買い。音楽の方が付録。当たればオーライ。外しても付録だし。そういうノリだったりして。でもジャケのセンスがいい盤は高確率で中身もいいから無問題。
仕事中、音を絞ってBGMにしたのがこれ。
ヤン・ガルバレクのベスト盤だ。二枚組で一枚がリーダーアルバム、もう一枚が参加したアルバム。ガルバレク聴き倒し計画遂行中なんだからベスト盤に手を出さんでも思うが、自分でベスト盤作るのもめんどくさいので。