四大元素

ルベル:四大元素

ルベル:四大元素

「これが本当にバッハと同時代の音楽なのか」と耳を疑いたくなるような、強烈な不協和音に溢れた「カオス」で始まる《四大元素》を初めとして(以下略)

 なんてジャケに書いてあったら、気にならない方がおかしい(オレだけか?)。期待に胸を膨らませて聴きました。三回くらい聴いたかな。なんで三回も聴いたかというと、なんかこうどう言えばいいかわからないんですね。「四大元素」の冒頭部以外は、ワリと普通にキレイなバロック。バッハと同時代という意味では斬新だったんでしょうが、今聴くと、そのまんま、例えばドラマや映画の効果音楽とか情景音楽に使っても違和感がないわけで、あとはミンコフスキとルーヴルの音が好きかどうか? というあたりに集約されそうな盤でした。話のタネにはなりますが。