古代ローマの音楽?

Music from Ancient Rome 1

Music from Ancient Rome 1

 日本の祭り囃子というか、太鼓ドンドコ、笛はピーヒャラという謎の「古代ローマの音楽」。楽しいけどね。もちろん古代ローマの楽譜が保存されていて、しかもそれを解読して…という話ではない。キタラ(竪琴)などの古代楽器を復元して、仮説に仮説を重ねてという感じでしょうか? しかし、その音楽がまるで「半世紀前の秘境冒険活劇映画に出てくる古代帝国の音楽」とゆーか、「大昔の特撮映画に出てきた南の島の悪い原住民の音楽」とゆーか、「低予算古代ロマン伝奇ドラマの宴会シーン」とゆーか(以下略)。パニアグアの「古代ギリシアの音楽」の方がフィクションとしては上出来だと思いますが、この団体はかなりパフォーマティブで、古代ローマ・コスプレで演奏会をぶちかましたりしておられるそな。しかも、彼らの楽曲はリドリー・スコットの「グラディエイター」でも使用されたとういうのだからビックリです。ちゃんとした研究団体が母体で、公式サイトもあります。
Il Centro del Suono
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