高橋悠治のゴルトベルク(1976)

バッハ:ゴルトベルク変奏曲(紙ジャケット仕様)

バッハ:ゴルトベルク変奏曲(紙ジャケット仕様)

 ようやく聴くことができました。30年後の新録音版は、つんのめって走る子供のような解き放たれた感じがステキでしたが、こちらは若さがみなぎってます。30年前とはいえ、アリアの弾きっぷりというか、癖というか、解釈というかはそのまんま。でも明朗で指の回りも滑らかなので、初めて聴くにはこちらの方が入りやすいかも。どちらが好きかというと、ものすごく難しい選択になります。全然違うようで根本は変化していません。