2006-12-05 三日月が円くなるまで 読書 三日月が円くなるまで―小十郎始末記作者: 宇江佐真理出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る 最近の宇江佐真理は変だと思う。はっきりと面白くない。平凡なボンボン育ちの若侍が、しょーもない事件にしょーもない形で巻き込まれていくという物語。主人公に全く魅力がないのが致命的。等身大と言えなくもないが、娯楽小説なんですから、ダメならダメなりに、そのダメさが愛嬌になるように書いてくんないと読む気力が萎える。