酒井七馬とは?
- 作者: 中野晴行
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
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ありがとうございます。
手塚治虫の出世作であり戦後ストーリー漫画の原点とされる『新寶島』の原作者であり、自身も漫画家、紙芝居、絵物語作家でもあった酒井七馬の書き下ろし評伝。
まだ、拾い読みの段階ですが、これまで通説とされていた「貧困の中で孤独に餓死した」(手塚もそういう意味のことを書いている)を覆す証言も登場し、目からウロコが落ちるような快感があります。
オレ自身は酒井七馬の晩年の仕事の一部(漫画専門誌『ジュンマンガ』)しか知らないのだからウロコが落ちるどころじゃないんだけどね。
と思ってたら、宮本大人(id:hrhtm1970)さんが
てのを立ち上げました。
オレも全面的に賛同します。
読み終わったらもう一回感想を書きます。
マンガ論にご興味をお持ちのブロガーのみなさん、ぜひこの本を紹介しまくって中野さんの目標という5000位以内に入れようではありませんか。
つーことなんでみなさんもよろしく。
研究者、評論家以外の人が読んでも絶対に面白いはず。
参照:中野さんのブログ
■悪役ランプの編集日誌