ご来場御礼♪

 25日「エロマンガ・スタディーズVol.1」
 ご来場、ありがとうございました。
 決定→告知→開演までの期間が短くて、そんなにも集まらないだろうなあ…と気楽に構えていたら、意外にも席が埋まっちゃってビックリ。
 立ち見なしで、トイレに行くのも不自由なしって感じでイイ感じの入りでしたね。
 当日はギリギリまで画像をスキャンしてたので、メモを作るまでには至らず。
 ただ、しばたさんの前回の予定原稿だけでも軽く2時間はもつでしょうと、さらにそこに新ネタがのっかるわけだから大丈夫だろうと。
 とはいえギリギリまで粘ったもんだから、知人の斉藤修さんも出品している球体関節人形の展覧会&東良さんや小田切さんの新刊購入のため紀伊国屋書店に寄ってく計画は挫折。新刊はアマゾンでも買えるけど、オレ的には展覧会に行けるの25日だけだったんだよなあ。修ちゃん、ごめんなさい。四谷シモンの新作も出てたというのに…。
 会場入りして、ロフト側プロデューサーの斉藤さん(知り合いに斉藤さんと斎藤さんが何人もいるのでややこい)と打ち合わせしたり、伊藤さん、しばたさんと軽くネタ合わせをしたり、次の本の企画を進めている担当編集と話をしたりしているうちに開場となりました。
 開演後の展開は他に詳細なレポが上がってるんで、そっちを参照した方が早いんですが、最初の数分は自己紹介とか、ローギアでまったりと開始。で、しばたさんの発表が始まるといきなりトップギア♪ 後で本人に聞いたら、予定してたよりテンポを上げてしまい「時間が余るんじゃないか」と思ったそうです。でも、そこはそれ、頃合いをみはからって、オラたちが注釈や質問を入れて間を作っていくわけですよ。図版を見せる時間も必要だし。
 しばたさんの分析が面白かったですね。専門店データの分析でコアマガが売り上げ上位にバンバン入ってるというのは、専門店をよく使う人間の実感とも一致します。もちろん「とら」というローカリティも加味して考えないといけないわけですが、漫画好きが集中する場のデータとしては無視できない重みがあります。
 (途中ですが、月曜〆切の原稿が終わってない&午後から打ち合わせが入るので、後刻続きを書きます)
 はいっ、というわけで打ち合わせと月曜〆切の原稿が終わりました。
 あとは明日昼までに企画書一本ですよ。
 (続き)
 で、コアマガの一人勝ちとまでは行かないまでも、ここ近年の強さは並々ならぬものがあります。
 以前はティーアイが強くて、コアマガは厳選されたブツを出して健闘というイメージだったのにね。
 専門店、つまり都市圏のオタク的読者、あるいは漫画好き読者の動向が変わって来たと見るべきでしょうか? 萌え重視読者のエロ漫画への回帰なのか? 萌え+抜き=全部入り指向が強まってきたのか? これは軽々に答えが出る問題ではありません。しかし、すくなくとも「とら」や「2ch」ではコアマガが強いわけです。
 しかも、ビッグネームではなく新人が健闘している。ベストテン圏内に初単行本が多い。世代交代の時期とも言えるでしょうが、これもしばたさんの指摘するように一般誌からの引き抜きによって抜かれた穴を新人が埋めるという形での外部から強いられた形での世代交代の側面も大きいでしょう。しかし、そうやって出てきた新人もイキが良くって、イイ仕事ができるともなれば、すぐに抜かれてしまうわけです。
 エロ漫画サイドとしては痛し痒しなんだけど、オレは一種の交流戦だなとも思ってます。
 なぜなら一般誌に移行しても定着するとは限らないからです。
 まだ、わかんないですが、帰り新参が増えるかもしれない。
 そういう作家がエロ漫画界とは違う世界で得たものをエロ漫画にフィードバックするといいなと思います。
 (なんか朦朧としてきたので、続きはまた明日)