【緊急出版】『マンガ論争勃発』【アキバ先行発売開始】

　拡大でチラシを受け取ってくれたみなさんありがとう。
　チラシを撒いてた中で一番年寄りがオレ（ヒゲメガネハゲ）です。
　若い方のヒゲメガネが昼間ね。
　とか言ってるウチにこないだ責了したばかりの本が書店に！
　早ッ！
　と自分でもビックリしてんだけど、公式発表では今日からアキバのとらのあなとかメロンブックスとかK-BOOKSなどで発売される予定。
　まだアマゾンでは予約にすらなってないというのに。
　著者本人さえ見本を見てないというのに。
　読者の方がオレより先に読む!?
　そ、そんなあ…。

編著：永山薫／昼間たかし
協力：『2007-2008　マンガ論争勃発』
発行：マイクロマガジン社
http://www.microgroup.co.jp/mm/

　この本にかかりっきりで、はてなもMixiも放置状態でしたよ。
　で、どんな本かというとだ。

　マンガ表現規制（ワイセツ・有害・自主規制）
　著作権問題（保護延長・非親告罪化・海賊版・盗作・二次創作）
　海外における日本漫画ブームの現実（クールジャパン・文化摩擦）
　コンテンツ行政の実際
　等々「マンガ周りで起きていること」についての広範なガイドブックを作ろうと。
　テーマは「対話」です。
　なんで「対話」かっつーと5月にやった池袋のシンポジウムが発端。
　あの時、「なんだみなさん、ちゃんとやってんじゃん」と思ったのが大きかった。
　即売会、書店、印刷所が「こう考えて、こう実践してる」ことが、その時までオレに伝わってなかった。
　これは他の個人や団体でもそうかもしれない。
　性急に敵味方判定して罵倒し合う前に、やることがあるんじゃないのか？
　聞いてみなきゃわかんない。

　
　そこで、とにかく「人の話を聞こう」と。
　オレらの言いたいことは脇に置いて、とにかくそれぞれのテーマについてやたら詳しい人、詳しいどころか当事者そのものな人、明確に意見を言える人に会ってきました。
　聞きにくいことも聞いたよ。
　これを言っちゃ激怒するかなと思ったら、誠実な返答が返ってきた。
　聞いてみるもんだなと思いましたね。
　
　


■話を聞いてきた人たち
青山彩子（東京都青少年課課長）
東浩紀（批評家・哲学者）
石田汗太（読売新聞文化部次長）
市川孝一（コミックマーケット共同代表）
伊藤剛（マンガ評論家）
上野千鶴子（東京大学大学院教授）
歐陽宇亮（ライター）
大谷昭宏（ジャーナリスト）
岡田眞樹（駐デンマーク日本大使）
岡部大介（慶應義塾大学特別研究講師）
小田切博（アメコミ研究家）
金田淳子（社会学者）
兼光ダニエル真（AMI代表・翻訳家）
鎌倉圭吾（マンガ家）
齋藤環（精神科医）
境真良（早稲田大学大学院准教授）
坂田文彦（ガタケット代表）
里中満智子（マンガ家）
塩山芳明（マンガ編集者）
白田秀彰（法政大学助教授）
須川亜紀子（アニメ研究家）
宣政佑（マンガ研究家）
竹熊健太郎（編集家）
環望（マンガ家）
ちばてつや（マンガ家）
長岡義幸（フリー記者）
中里見博（福島大学准教授）
中野晴行（マンガ研究家）
中村公彦（コミティア代表）
西形公一（国際ロビイスト）
猫島礼（マンガ家）
バラール、エチエンヌ（ジャーナリスト）
福田淳（読売新聞記者）
ブヴァール、ジュリアン（山梨大学講師）
筆谷芳行（ヤングキングアワーズ編集長）
星逢ひろ（マンガ家）
前田雅英（首都大学東京都市教養学部教授）
松本零士（マンガ家）
三崎尚人（同人誌研究家）
安田かほる（コミックマーケット共同代表）
山口貴士（弁護士）
山田参助（マンガ家）
山本夜羽音（マンガ家）
渡辺圭（毎日新聞記者）
渡辺由美子（ジャーナリスト）
他（五十音順・敬称略）
経済産業省
とらのあな
メロンブックス
他（五十音順）