ちょっと微妙なブライトマン

神々のシンフォニー

神々のシンフォニー

 ちょいゴス。でも全体がそうではない。微妙なのは、耳に馴染んだ曲の扱い。「シュヴィア・トローメ」はマーラーの5番・第四楽章というヴィスコンティの「ベニスに死す」でおなじみの曲に詞をのっけてんだけど、人の声が入るとうるさい感じ。「ランニング」は、前半「ジュピター」後半「栄光の輝き」締めが「ジュピター」。なんか接ぎ木したみたいでアレでした。ボーナストラック「禁じられた色彩」は、「戦場のメリークリスマス」だけど、全然別の曲に。クラシカル・クロスオーバー自体が自分の中では微妙、サラ・ブライトマンも実は微妙なので、むむむという感じ。じゃあ、借りるなよと言われそうだが、でも気になるんだよね。