東京都議会本会議でも青少年条例案否決
今日は午後1時から本会議中継を見ながら、ツイッターで中継という意味があるようなないようなことをやってました。
他にやることあるのに、一応の区切りだし、最後まで付き合おうというわけだ。
最初に議長の辞職、新議長の選挙。
投票数126。議員定数が127だから、議長分を引くと欠席ゼロってこと?
選出されたのは民主党の和田宗春都議。俺の住む北区選出のベテラン議員で、俺はこの人に要望書を送っている。
とはいえ残念ながら和田さんの条例改正案に対する意見については知らない。
公式サイト(http://www.kitanet.ne.jp/~wadamune/toppage.htm)にも個人的な意見はない。
しかし、どのような立場であれ、ヴォルテールの名言、
「君の意見には反対だが、君がそれをいう権利は命がけで守る」
を引用した就任演説は、意義深いと思う。
蝶ネクタイもダンディだし(写真参照)。
30号議案である青少年条例改正案については一昨日の総務委員会で否決されており、本会議でそれが逆転することはほぼありえない。
しかし、欠席・造反が出れば、逆転可能ではあるのだ。
議長就任に続く各会派の意見は総務委員会とほぼ同様だった。
おおまかなところは下記のツイートで、詳細はいずれ公開されるはずの都議会サイトの録画、議事録で確認して欲しい。
都を代弁する自公は、
「継続審議にも応じたし、都は説明一生懸命やったし、文言修正までやったのに、民主党はヒドイ、無責任だ」
「緊急性を要する案件なのに、都民の不安を解消するように3年後の見直しも入れたのに」
という愚痴と批判。
都民の規制強化への懸念は文言レベルじゃないってことが伝わってないのか、単にスルーなのか?
民主、共産、生活者ネットも総務委員会とほぼ同様。
ただ生活者ネットの「規制で子供が守れますか!」という熱い意見に、「そうだ」の声多数。
採決は賛成者の起立少数で否決(自公が賛成、民主、共産、生活者ネット、自治市民が反対)。
これで一段落ついたわけだが、都知事も自公もヤル気満々で9月議会に再提出するそうなので、全然終わりません。
参議院選挙の帰趨次第で児童ポルノ法論議も加速されるだろうし、東京以外の地方自治体の動きも気になる。
とはいえ、みなさん、おつかれさまでした。