舞城王太郎

阿修羅ガール

阿修羅ガール

  • 女子高生饒舌体の長編。現実パートが面白すぎる分幻想パートでダレるのが残念。

世界は密室でできている。 (講談社ノベルス)

世界は密室でできている。 (講談社ノベルス)

  • 子供饒舌体の長編。ほどよい長さ。トリックはまあ冗談のようなものですが、ぼくはトリックなんかどうでもいい人間なので、全然オッケー。

さすがにコレはねーだろ!

  • よく見たらタイトルが間違ってます。「ジャズスタンダーズ」じゃなくって「ジャズスターズ」なんだよね。要はジャズ界のスターたち(ロン・カーター, マッコイ・タイナー, ソニー・ロリンズ, アル・フォスター)が一緒にライヴをやったのを収録してるワケです。アマゾンのタイトル表記ってけっこうヒドイのが多いですが、ちょっとこれではアレなので修正してくれろと申告しときました。オムニバスじゃなくって、それぞれのソロありのクァルテットありのトリオありで、和気藹々ライヴ。楽しげ〜。てな感じ。実はロリンズの「ザ・カッティング・エッジ」(増尾好秋が入ってるやつ)が聴きたかったんだけど図書館になかったのでこちらを借りたというわけ。「ザ・カッティング・エッジ」は若い頃聴いて、初めて「ジャズもエエもんやなあ」と思わせてくれた一枚。う〜ん、ライヴ盤もいいなあ。増尾はいないけど。ロリンズはまとめて聴こうかな。一応、来週はビョーク週間にする予定でしたが、適宜ロリンズも加えて…と考えてるとまたまた生きる気力がジワジワとわいてくるのでした。

うさぎ饅頭

 夕方から仕事で阿佐ヶ谷へ。中央線は信用できないので、早めに出た。案の定、武蔵境で人身事故があってダイヤめためたです。でも余裕で待ち合わせより30分早く到着。まずはうさぎやに行って、どら焼きは売り切れてたんで名物第二位のうさぎ饅頭をゲット。まだ時間があるのでパールセンターをだらだらと散歩。なんのマジナイなのか「萌-moe-」って書いたペナントがぞろぞろぶら下がってて、何これ、オタクの聖地デスカー? こういう時に限ってデジカメ持ってきてないんだよね。
 仕事っつっても、資料受け取るだけだからちゃちゃっと終わって、ダイヤ狂いっぱの中央線に飛び乗って、新宿で山手線に乗り換えたら、これまたダイヤ狂ってました。なんなんだ。
 で、こないだから手帳を持ち歩いて、外部記憶装置にしてるわけなんですが、どういうことをメモしてあるかというと、
メモ1「池袋駅のホームでヨーヨー男を発見」
 とかね。大道芸の人が電車待ちながら練習してるのか? と平凡な想像はできるんですが、華麗なワザは披露してくれず、延々、ヨーヨーの紐であやとりみたいなワザを繰り返しておられました。
メモ2「壁の右上に『art』と書いたアパート発見」
 とかね。なんなんだホントに? 何メモしてんだ>オレ。

デンジャラス・ヴィジョン

暗闇の中で子供 (講談社ノベルス)

暗闇の中で子供 (講談社ノベルス)

  • 処女作の続編にあたる饒舌体の長編。全体が狂った三郎の独白として読むべきなのか? 見事に破綻。おそらくワザとでしょうな。でなきゃあんな致命的なミスを編集者が見逃すはずがない。そう考えると結末も怪しい。なんせ嘘をつくのが商売だった男、三流ミステリ作家だった男の独白という体裁だからボロも出るのも、胡散臭いのもコミコミなのだと思う。超危険物なので、気の弱い人、小説に入りこんじゃう人はパス(逆教唆?)。

ヒリヤード・アンサンブル

「ザ・ヒリヤード・アンサンブルの芸術」

CD1
ダンスタブル:モテトス集

CD2
ギョーム・デュファイ:ミサ「ロム・アルメ」

CD3

Requiem/Missa Mi-Mi

Requiem/Missa Mi-Mi

CD4

Josquin: Motets & Chansons

Josquin: Motets & Chansons