念願の「Bastien und Bastienne」を聴く

 ようやく「Bastien und Bastienne」(国内盤「バスティアンとバスティエンヌ」:ASIN: B00005FEWG)がアメリカから届きました。うっ、ジャケが違う…。実は二種類のバージョンがあって、ぼくが入手したのは「COMPLETE MOZART EDITION」の第27巻でした。紙のボックスにCDケースと分厚いライナーが入っています。もちろん単独のバージョンとCDの中身は一緒(のはず)。新品未開封なので心配はないはずなのですが…、開いてみると、わっ、CDケースが割れている…。しかし、盤は無傷。クッション封筒、紙ボックス、CDケースが盤を守っていなければアウトでしたよ。輸入はこぇえええ。
 さっそく試聴。ああ、たまんないです。すべてが美しい。愛らしい。さすがにソプラノ×2、アルトという編成なので、変化に乏しいという見方も成り立つし、少年が数歳年上の恋人たちと、思い切り年上の賢者を演じるわけですから台詞廻しには無理があったりするのですが、その分、生臭さくなく、透明で、キリッとしてて、なおかつ微笑ましい。国内盤再発して欲しいなあ。



モーツァルト:レクイエム