ヤフオク・ウォッチング

  • 「アポロとヒュアキントス」が8000円で落札されました。ちょっとビックリ(余計なお世話)。
  • 「400年前の西洋音楽古楽器」が100円スタート。技術新聞社が出した純金CDということもあって(オーディオチェック用にも使える?)あれよあれよというまに2500円に。元々は4300円ですからこれでも安いといえば安い。天正少年使節が秀吉の前で演奏した音楽の再現ということで、デプレ、モンテヴィルディなどの小曲が22曲。同系企画に「歴史音巻(1)〜秀吉がきいた音楽」(ASIN:B00005FIFZ)というのがあります。研究者によって確定されているのが「皇帝の歌-千々の悲しみ」(ジョスカン・デ・プレ)で、これは両方に収録されています。これ以外は歴史的な裏付けがあってというよりは同時代の音楽ということなのでしょう。当時の日本にはイエズス会の宣教師が入っており、各地のセミナリオでは当然、聖歌が歌われていました。おそらく、スペイン系の音楽も入っていたことでしょう。時代的にはルネサンス末期ということになりますが、最先端の音楽は入ってきてたのでしょうか? 想像が膨らんで、それだけでも楽しいです。ただ、入札するかどうかは微妙。古楽でもミサ曲のようにある程度の長さがあるといいのですが、小品集となると、「一曲づつはいいんだけど、全体として単調」という印象になることもあります。石井高製作のヴァイオリン(「秀吉が聴いたヴァイオリン」ISBN: 4079242247)は使われているのか? 珍しい盤なんだけど、演奏家もわかんないし…うーん。3000円まで行くようなら降りましょう。結局降りました。
  • アレッド・ジョーンズ「珠玉の賛美歌集」開始800円。これはちょっと欲しいかも。(どうしてもというわけじゃないので降りました)。
  • ライヒ「FOUR ORGANS」開始1500円。ライリー「A RAINBOW IN CURVED AIR」1500円。このへんは微妙。アマゾンで輸入盤買っても変わらないような…。(とか思ってたら高くなったので降りました)。
  • ライリー「The Harp of New Albion」1800円。これは安い。(時間を読み違えてアウト。ほぼ半額だったのに…。同時に落とそうと思っていたウェンディ・カーロスも…。なんと110円ですよ。しもたーーーー!)