聴いたCD

  • バレンボイムモーツァルト:ピアノのための変奏曲全集」
    • 鍵盤熱継続中です。グールド以外も浴びるように聴きたいというわけでバレンボイム。たまたま借りてきました。好みかどうかわかりません。聴くの初めてだし。こんな有名な人なのに!? と言われそうですね。ごめん。ついでに言えば他の有名な指揮者や演奏家も名前しか知らない人が一杯います。知ったかぶりできるときはやっちゃいますけど、さすがに聴いてないのを聴いたふりまではできません。知識も耳も穴だらけなのでトホホです。さて、どういう人かな…と聴きながらぐぐってみたところ…そうか、あのイスラエルワーグナーを指揮するという「事件」を起こした人だったのか! あの事件はぼくも憶えています。これがどれだけの勇気を必要とすることなのか?「百万人と雖も我往かん*1」ほど言うは易く、行い難いことはありません。様々な意見はあると思いますが、バレンボイムの友人であるパレスチナアメリカ人、エドワード・W・サイードの「バレンボイムワーグナーをめぐる論争に寄せて」(http://www.diplo.jp/articles01/0110-6.html)を読んで目頭が熱くなりました。これだけ正気の意見を述べる人がいるということにグッと来てしまったのです。
  • ラン・ラン「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番他」
    • 他にスクリャービンエチュード」、アンコールに中国民謡という楽しいライブ版。相変わらず溌剌たるラン・ラン。三枚を聴いたインプレッションですが、ソロよりもオーケストラの方が「らしい」感じがします。相乗効果で波が大波に盛り上がって行くような…。若い人はエエです(またこの結論か)

*1:たとえ百万人が反対しても自分の信念を貫くこと