聴いたCD

  • ホグウッド「モーツァルト:故に問題は…/エクスルターデ・ユピラーテ/天の元后・他」
    • 大全集第35巻・宗教音楽その1のCD1(全体ではCD117)です。他に「エクスルターデ・ユピラーテ」「天の元后」(二曲)を収録。ソプラノはエマ・カークビー。魂が抜けるかと思いました。仕事中に聴くべきじゃないですね。「エクスルターデ・ユピラーテ」は色々な人のを聴きましたが、カークビー、安定してます。無理なくすいすい歌い上げます。とはいえ一番、魂が抜けたのは「天の元后(レーギナ・コエリ)」。「レジナ・チェリ」という表記も見かけますが、要するに聖母マリアに向かってキリスト復活を祝うという、祝典的な喜びに満ちた小品。1771年というから15歳の時の作品ですね。最初、ワクワクするような管弦楽が入って、男性&少年合唱がかぶさって、それが終わったら、今度は明朗で伸びやかなソプラノ独唱。そこにまた合唱が…。この盤は曲順は違いますが、どうやら現行の「モーツァルト:モテット集」と同音源ですね。う〜〜、買っちゃうかも。宗教曲とはいえ、コロラトゥーラ大活躍で盛り上がりまくり。オペラ好きにもオススメです。しかし、天の元后ってどう読むんでしょうか。「げんこう」? カソリックの知人にきいてみよう。