聴いたCD:ジャクリーヌ・デュ・プレ

  • ジャクリーヌ・デュ・プレジャクリーヌ・デュ・プレの芸術」
    • EMIに残った録音をコンプリートした18枚組です。もちろん金欠のぼくが買える代物ではないし、アマゾンでも在庫切れなので、当然ながら図書館です。もう図書館には足を向けて眠れません(て、布団の位置からいうとしっかり足を向けているが…)。デュ・プレはバッハの無伴奏チェロ組曲が気になった時に、色々調べてたら「全曲録音する前に亡くなったのは惜しい」という評価が多く、一度は聴いてみたいものだと思っていました。彼女の場合、映画「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」というあんまりなタイトルの映画が話題となってしまったため、ネットで検索かけると映画の話題が大半になっちゃって、「素の感想」を探すのが大変だったりします。聴いた方早いとはいえ、18枚組はやっぱりヘビーです。以前、カザルスの全集借りた時も、バッハの無伴奏チェロ組曲以外は流し聴きしてしまいました。しかし、思い切って借りてみて大正解♪ ああ、すごいですよこれは。三日がかりでしたが、なじみのある曲(バッハとか)もない曲(彼女の代表作であるエルガーとか)もするするするすると聴けてしまいます。どれもこれも捨てがたいんですが、中でも夫のバレンボイムと共演したベートーヴェンピアノ三重奏曲全集(4枚)、チェロソナタ全集(2枚)が素晴らしかった。バラでちまちま揃えようかな。でもヤフオクでもDVDばっかなんだよなあ。