2004-07-18 アキ、バルトリ、キリ 音楽 高橋アキ「ハイパービートルズ」 どうせ企画盤、されど高橋アキというのにひっかかって眺めたら、高橋アキみずからが様々な音楽家にピアノ編曲を依頼…全部書くのはめんどくさいのでパスしますが、音楽家たちの面子たるや、なんとハネケンからケージまで! 当然、「ビートルズ・ナンバーをピアノで弾きました」じゃないわけで、「どこがビートルズやねん!」というドッキリウットリ企画。ケージの「ザ・ビートルズ1962-1970」の美しさときたらもーもーもー、牛になりそうです。全部で四枚あるそうですが、廃盤だよ、ちくしょー。 ASIN:B00005GJ6I キリ・テ・カナワ「トゥナイト」 ベスト盤です。一曲目がヘンデルの「輝けるセラフィム〜」で、おあとは耳になじんだ宗教曲、オペラ・アリア、ミュージカル・ナンバーと、ほんとお買い得な一枚(て、図書館で借りましたが)。Amazonの売れてる順で二番目というのも納得。 ASIN:B00005QCF1 チェチーリア・バルトリ「恋とはどんなものかしら〜モーツァルト・アリア集」 ケルビーノのアリア二曲から始まって、コンサート・アリア、ツェルリーナ、スザンナ、等々。おなじみの曲ばかりなのですが、バルトリの個性が強すぎて新鮮。 ASIN:B000091LD9 チェチーリア・バルトリ「乾杯の歌〜チェチーリア・バルトリの芸術」 ベスト盤です。「リナルド・全曲盤」「ヴィヴァルディ・オペラ・アリア集」「グルック:イタリア・アリア集」「フィガロの結婚・全曲盤」「バルトリ&ターフェル」「シンデレラ・全曲盤」「イタリアのトルコ人・全曲盤」などからの美味しいとこどりです。これはスゴすぎです。人間技とは思えません。「ヴィヴァルディ:海もまた沈めようとするようだ」なんか、あまりの凄さに涙出そうになるくらいです。「あそこで手を取り合おう」「パ・パ・パ・パ〜」のようなデュエット曲もいいし、元の盤を全部聴きたくなります。特にヴィヴァルディ。 ASIN:B00007DXK2