コナー・バロウズ

フォーレのレクイエム

フォーレのレクイエム

  • b.a.cの新譜。かなりメンバー入れ替わってんだろうなと思ってました。コナー・バロウズバリトンに転向というのは年齢からいっても無理ない話。ところがコナーのご挨拶がありまして「このCDは私のボーイ・ソプラノとしての最後の作品」なんて書いてある。録音データを見たら、「サンクトゥス」「ピエ・イエス」というソプラノの聴かせどころは96年録音。てことは97年発売の「少年のレクイエム」の音源使い廻しなのかな? コナーに匹敵するソリストがいないということでしょうか? コナーの美しいソロ音源を活かすために他のパートを補完して全曲盤を作ったんですかね。時として涙が出そうなくらい突き抜けた歌声で、これはこれでいいと思いますが、だったら、全盛期に全曲盤を録音しときゃ良かったのにね。