気分

 残る企画一本の担当編集者と連絡。企画自体は没でしたが、完全没ではなく練り直しという前向きな結果なので特に落ち込みません。マズイかなと思ってた部分をその通り指摘されました。早速、ライターさんに不首尾を連絡し、善後策を検討。ここ半月ばかり、あちらもこちらも生殺しの感じだったので、相当なプレッシャーだったのですが、失敗とはいえ仕切り直しができて精神的にはよほど楽になりました。
 スタッフのHくんとも色々やりとりし、出版社を立ち上げることも検討中(つっても現在の会社の定款には出版が含まれているのです)。知り合いがこれを読めば「何年前からその話してんのよ」みたいに思われるかもしれませんが、長期計画なので実現まではには紆余曲折があるっつーことです。
 単純にいえば200万あれば、一冊本を作って、いわゆる二次取次にのっけて全国配本は可能です。ただ、この場合、きめ細かな配本ができないので、「撃ちっ放し」で終わり、返本の山を抱える確率が高くなります。幾つかアイディアはあるのですが、成功した例が今のところあまりに少ないので、慎重になってます。ホリエモンが出資してくんないかな? 最悪でも税金対策になる。いや、節税の桁が違いすぎるか?
 どうでもいいけど、日本はカッコイイ金持ちが少ないですね。一時、西武の堤サンが富豪とか呼ばれてましたけど、ホントの金持ちから見れば「働いてる人」は金持ちの数に入らないんだよね。金持ちの条件とは働かないでもお金がバンバン入って来ること。カッコイイ金持ちの条件は道楽で文化のパトロンになることです。というわけでカッコイイ金持ち募集中。