ラブ・ユー

好き好き大好き超愛してる。

好き好き大好き超愛してる。

  • 表題作は主人公が作家というあたりからしてかなりメタ的で、ある意味自分語り的にも読める。全然違うけどボリス・ヴィアンの名前が走り抜ける。奇妙な病気つながりか? 「不治の病」モチーフの恋愛小説という定型を踏襲しつつ、ハイテンションと今時の口語感覚で走り抜ける。「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」はこれまたハイテンション。全く違うように見えて、実は表題作のパンク・バージョンみたいな感覚。どちらも芸としてスゴイことやってて、しかもどちらも泣かせるという離れ業。さっさと英訳して、世界市場に出しちゃった方がいいと思いました。


東京デーモン

東京デーモン

  • すげえな。