アンジェラ・ゲオルギュー

 ギリギリでDTP仕事をアップし、妻と行ってきましたアンジェラ・ゲオルギューのソロ・コンサート。招待券だったので座席は期待してなかったんだけど、これがなんとS席。二階最前列の連番! 夢みたい♪ ああ、生きてりゃたまにはイイこともあるんだ!
 演奏はマルコ・グイダリーニ指揮のニース交響楽団。あまりおなじみじゃないオケですが、サモンプロモーション(http://www.samonpromotion.com/index.html)お気に入りなのか、フジ子・ヘミングとも共演しています。
 で、一曲目がコシの序曲。モーツァルトで客席を暖めて、いよいよアンジェラ・ゲオルギューの登場です。「カロ・ミオ・ベン」「私を泣かせてください」とおなじみの二曲。で続いて器楽「マノン・レスコー間奏曲」。これが素晴らしかったです。正直、オケはなんでもいいじゃんと思ってたんですが、実に気持ちいい演奏なんですね。再びアンジェラ・ゲオルギューが登場して、第一部のラストは「大空を晴れやかに」「ドレッタの素晴らしい夢」。これがもう圧巻。休憩時間には足が地につかない感じ。
 第二部は「カルメン」の間奏曲。期待が高まったところでアンジェラ・ゲオルギューの「ハバネラ」、「はなやかに着飾ったも」。器楽で「タイスの瞑想曲」。これもおなじみすぎるほどおなじみの曲で、通俗の極みみたいなところがあるんですが、ほどよい甘さで夢見る気分にさせてくれます。最後は「私のお父さん」「ある晴れた日に」というこれまた超スタンダードで決めてくれました。当然、客席は大盛り上がりで、アンコールが三回。一曲目が「マイ・フェア・レディ」から「踊り明かそう」という意外性、二曲目が「ムジカ」、最後の最後が「グラナダ」でした。陶酔の一言です。
 しかも終演後、サイン会まであったんですね。ぼくも、CD買って並びましたよ。あんまりこういうことしないんだけど、今日は特別。米倉けんごのサイン会以来ですよ、列に並ぶの。その列の長いこと。階段室でとぐろ巻いてます。アンジェラ・ゲオルギューに数十センチにまで接近。膨大な数のサインをこなしてるのに、終始にこやかなのもすごいと思いました。ロビーで待ってた妻によると、サイン会前に「今日はノドの調子が今ひとつだったけど、歌ったらすごくよくできた」みたいなスピーチがあったそうで、ごきげんだったんですね。
 サインしてもらったCDは、もちろんプッチーニ大会の

プッチーニ:オペラ・アリア集~ある晴れた日に~

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  • 家宝にします。