第九演奏会

 夕方から、かつしかシンフォニーヒルズで開催された「第九演奏会」に行ってきました。
 指揮は西本智実さん……の予定でしたが、会場につくと急病で降板とのお知らせが…。
 MIXI西本智実コミュニティに、25日の豊田市公演では右手を吊った状態での指揮だったという書き込みがあり、危惧はしていたのですが、ついにドクターストップ。
↓公式サイトの「休演のお知らせ」

24日、右腕の麻痺により救急で病院へ行ったところ
右肩亜脱臼により、右腕神経不全麻痺、頚椎ヘルニアとの診断により
約一ヶ月の安静になりました。
1月2日〜10日の間に予定されておりました
ムソルグスキー記念サンクトペテルブルク国立アカデミックオペラ・バレエ劇場での「くるみ割り人形」2公演、「リゴレット」1公演も休演いたします。

12月27日葛飾公演は飯森範親氏、31日公演は秋山和慶氏の指揮によりそれぞれ開催されます。

 代役を立てる時間的余裕もなかったんでしょうが、この状態で豊田は振っちゃったんだからスゴイ。

 とはいえ正直、ガッカリしました。
 ロビーではガッカリさんたちが、携帯かけまくりです。
 上品な老婦人が「西本先生が、出られないのよぉ」と言ってるかと思うと、「出れないって、マジって感じぃ」とギャル語まで聞こえてくるではないかいな。
 しかし、ここは飯森範親氏に期待。→http://www3.to/norichika-web/
 飯盛さんは、東響の正指揮者なのでオケとの呼吸もバッチリのはず。
 オケも合唱団も、一層奮起してくれるんではないかと大期待。
 …といわゆるひとつのポジティブシンキングで臨んだわけです。
 公演前に西本さんのお詫びとご挨拶がありました。
 ジャケットの下で腕を吊ってて、痛々しい。
 ここはじっくり治療してから復帰していただきたい。
 エグモント序曲に続いて、第九です。
 ホント第九ってあざといくらい上手く作ってあるんですなー。
 第二楽章のハデな盛り上がりには思わず唸る。
 合唱もガンガンくるし、ソリストも頑張ってる。
 飯森範親さんの指揮もエネルギッシュで、弾ける、迸る。
 何度も飛び上がってました。いいなあ。

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