ライヒを聴きながら

You Are (Variations)

You Are (Variations)



 昨年の秋に出たスティーヴ・ライヒの「新譜」ですね。発売時期を失念したまま「おっ、これまだ聴いてないや」と聴きました。はまぞうで見るまで、昔の音源を引っ張り出してきたんだと思ってたよ…というくらい、いつものライヒ。揺るぎなくライヒ。仕事のBGMに数回ループさせたので、どこが頭でどこが尻尾かわからない。


ベートーヴェン (リスト編曲) : 交響曲第9番 「合唱」

ベートーヴェン (リスト編曲) : 交響曲第9番 「合唱」

 聴いたのは図書館にあった全集盤。品切れらしいので分売してる方を挙げておきます。リスト編曲版ベートーヴェン交響曲は、グレン・グールドの「運命」「田園」を愛聴してきましたが、寡聞にして他にもあるとは最近まで知らなかった。特に9番が素晴らしいと聴き、借りてみたら、いや、これがホントにビックリするくらいいいんですね。オーケストラをピアノで再現という側面に注目して際物的な、あるいは曲芸的な興味で聴いたとしてもビックリするでしょう。これはもっと色々なピアニストで聴いてみたいですよ。ただし、弾くだけでも大変な曲だと思います。解説によるとカツァリスはたださえ難曲なリスト版にさらに改訂を加えているそうです。