Björkは存在しない

 DVD-RやCD-Rにバックアップを取ろうとすると、ファイルネームが通らないことがある。まず、よくあるのがファイルネーム長すぎってヤツですね。次が区切り記号などのWinの禁止文字。そこまではまだいい。良くないし、不便だけどまだ許せる。問題は英語以外のアルファベットが通らないという点です。例えばビョークのCDをリッピングしても問題はおきないのに、そのデータのバックアップを取ろうとすると、書き込みソフトはビョークを認識しない。BjorkはオーライでもBjörkだとファイルごとなかったことにされてしまう。しようがないのでリネームツールを使おうとすると、リネームツール自体もBjörkを認識してくれない。アイスランド国民は怒っていいと思う。いや、まあ、アイスランドにはアイスランド仕様のWinや書き込みソフトがあって、BjörkだろうがMedúllaだろうがヘッチャラでバックアップを取れるのかもしれないが、そうでないとしたら、酷い話だ。ドイツ語やフランス語も一部のアクサントやウムラウトを書き直さないと通らない。まあ、贅沢な悩みではあるのだろう。MacのOS7に日本語パッチを当てて使ってた世代の人間としては、こんなのは不便の内に入らないといえなくもない。