堪能しました。
舞台装置が超モダーンなのに度肝を抜かれる。
時と死を象徴する医師役の扱いもカッコイイ。
もちろん主演二人の体育会的な演技と歌唱にも唖然。
ヴィオレッタが全力疾走しますからね。
ネトレブコ、すごすぎ。
官能的だし、動くし、歌いまくるし。
ビリャソンはジャケで見た通りのミスター・ビーンみたいな変な顔だけど、歌はステキ。
オハナシの方は、ごぞんじのように身勝手な父子が死病に冒された高級娼婦を翻弄してぼろぼろにしてしまうという悲劇。けど、死を目前にしてジタバタするヴィオレッタの切ない気持ちはやはり胸を打つわけです。