ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

 ようやく、図書館で順番が廻ってきた。どうせ忘れてるから、上中も借り直して読む。やはり、西尾維新は好きだな。鬱陶しいんだけど、このくどさというか鼻持ちならなさというか、臆面のなさがたまらんですよ。青春文学なのでなるべく若い内に読むべきだと思いますよ。まあ、青春小説の中にも、むしろ年寄り向きのものもあるんだが

ハイブリッド・チャイルド (ハヤカワ文庫JA)

ハイブリッド・チャイルド (ハヤカワ文庫JA)

 実は未読だった。
 ライトノベルが勃興する前は日本作家のSFはあまり読まないようにしてたんですね。
 嫉妬するから。
 嫉妬して、嫉妬してる自分がイヤになるから。
 でまあ、嫉妬しながら読んだんだけど、むしろ今の世界のただ中で読むのが正解かも。
 しかし、文庫版が残り三冊とは…。
 重版かけて欲しいですね。

アップル・コンフィデンシャル2.5J(上)

アップル・コンフィデンシャル2.5J(上)

アップル・コンフィデンシャル2.5J(下)

アップル・コンフィデンシャル2.5J(下)

 以前、ギル・アメリオの『アップル薄氷の500日』てのが出てまして、相当に危ない時期があったのは知ってましたが、思ってた以上に本気でマズイ、本気で倒産するか売却されるかという瀬戸際まで追いつめられてたんだね。しかし、一番驚いたのは膵臓ガンで死にかけたジョブズが生還して「イイ人」になってしまったというくだり。とにかく会社建て直しちゃったし、ディズニーの取締役になるし、新作アニメもアメリカじゃ当たったらしいし、認知するしないでもめてた「娘」とも和解したっぽいしね。人間も企業も一回死にかけないとアカンのだろうか?