キャラバカ

キャラクターバカ一代

キャラクターバカ一代

「キャラクターグッズへの深い愛情を込めて綴る、極私的・日本キャラクター列伝」というわけだ。ライトなキャラネタの読み物でもありつつ、ヤワじゃないよと世代論や護憲論が顔を覗かせる。ぼくは世代論は便利な物語だけど、「便利な分、ヤバイ」と思っているので鵜呑みにはしませんが、あえていうならオタク第一世代的な矜持と臭みがあって、そこんところがまたオイシイ。ただ、荷宮さんのいう「くびれの世代」はどうなのか? 一般に通用する言葉なのか? 「クマの時代」も読んでみようかな。