伊奈英次
写真の現在3
臨界をめぐる6つの試論
Photography Today 3: Resolution/Dissolution
http://www.momat.go.jp/Honkan/PhotographyToday3/index.html
講演会11月3日(金・祝) 18:00〜19:30
- 小野 規(写真家、出品作家)
- 「パリと写真 共有された歴史」
12月1日(金) 18:00〜19:30
- 伊奈英次(写真家、出品作家)
- 「自作について(仮題)」
いずれも当館地下1階講堂にて
聴講無料、申込不要、先着150名
オープニングのご招待がきた。
個展ではなく企画展に伊奈英次を見に行くのも久々。
伊奈の作品は「WATCH」(02)、「COVER」(05)の2シリーズからのピックアップのようだ。
いずれも個展で見ているのだが、展示空間によってどう見え方が変わるかが楽しみ。
ちなみに「WATCH」は東浩紀と大澤真幸の「自由を考える」のジャケや扉に使われている。東浩紀読みなら見たことがあるはず。東さんから献本をいただいた時には「知人の本に、別の知人の作品が使われていて、その二人の知人の間には直接面識がない(今は知らんが)」というのが妙におかしかった。
さて、伊奈以外の写真家の作品も面白そう。
浅田暢夫「海のある場所」は、海と空を定点観測的にとらえた連作で「とにかく雲がもくもくしてて海面が波立ってる絵が好き」なオレとしてはたまらんし、北野謙の同一の職業の人のポートレートを重ね焼きした「our face」プロジェクトにも興味津々。
12/01の講演会は行けたら行こう。