エッシャー展
帰途、渋谷に出てエッシャー展を覗く。
かなり宣伝しているのでヤバイと思っていたんですが、行ってみると案の定の人出。それでも平日だからこの程度ですんでいるんだろうな。なにしろ木版画が中心ですから、前の方にノッポな人がいるともう完全にアウトです。ただまあ、ああいう絵なので、絵の前で感動に打ち震えて金縛り状態になってる人はいない。音声ガイドが無料でなおかつニンテンドーDSだったというのが楽しい。自分で操作するんだけど、絵に人垣が出来ている時は先にガイドだけ聴いて、しかも画面に表示される図版を拡大したりして時間をつぶすことができてしまうという便利アイディア。
もちろん作品の目玉は最盛期の数学的に構築された視覚トリック作品だが、初期の自画像を含む肖像や、視覚トリックに発展する寸前の風景画など見所は一杯。
これで空いていれば言うことなしなので、興味のある自由業者、学生、専業主婦(主夫)、シフトがなんとかなるフリーター、ぶらぶらしてる人は午前中に行くと吉かも。