SPA!にエロマンガ・スタディーズが…

 12月12日号に書評が出た。
 筆者は斎藤宣彦さん。
 好意的な書評でありがたい。
 朝日のコラム同様に塩山芳明編集長の「出版業界最底辺日記―エロ漫画編集者「嫌われ者の記」 (ちくま文庫)」が刺身のツマのように3行ばかり紹介されておりまして、まるでコバンザメのようだと苦笑。
 オマケのような顔して実は塩山のオヤジの本はオレの本以上に好調な売れ行きらしい。
 礼の一つを言ってもバチは当たらんと思うが、今日の昼間、
漫画評論家永山薫先生はいらっしゃいますか?」
 などとしらじらしい電話をかけてきて、
「アンタの本はつまんねぇけど売れてるらしいね」
 とぬかしやがりましたよ。
「けっこう好評みたいじゃない」
「そうとばがりは言えないですよ。まだ読んでないけど柳下毅一郎が批判してるそうだし」
「おうおう、批判されてたよなあ」(嬉しそう)
 あとは貧乏話と不景気話と、とてもここでは書けない他人の悪口。
 誰かこのオヤジをとめろ。
 で、用件は「朝日のコラムをファックスしろ」でした。
 自分の本が紹介されている記事にはしっかりチェック入れてんだなあ。
 SPA!はまだ売ってるから買ってくださいね♪
 さて、書評が続けて出て、それはすごく嬉しいのだが、肝腎の拙著はビーケーワンに続いてアマゾンでも在庫品切れの模様。
 まさか版元品切れなんてことはないと思うが、急いで補充してください。
 せっかく書評が出て、勢いがついてんだから。
 つーか、大増刷しちゃってください!