ジャルスキー&スピノジ

ヒーローズ〜ヴィヴァルディ・オペラ・アリア集

ヒーローズ〜ヴィヴァルディ・オペラ・アリア集

 カウンター・テナーのジャルスキーの歌唱、ヴァイオリンのジャン=クリストフ・スピノジの弾き振りで、演奏はアンサンブル・マテウス。何の前知識もなしに聴いたら女声だと思うくらいキレイなカウンター・テナー。ただ、どうしてもバルトリの歌唱と比べてどうよ? みたいな話になっちゃうわけです。迫力は仕方ないとして、もひとつキレというかヌケ(ビールか?)が弱いような気がする。歌唱スタイル自体が違うのでどうこう言えないかもしれないが、逆に「バルトリ、すげぇけど疲れる」という時にはこちらの方がいいかも。