マルサリス

自由への誓い

自由への誓い

 このアルバムの詞に込められた政治性に関しては悠雅彦さんの論説
■生誕80年から没後40年〜ジョン・コルトレーン雑感

 を参照して欲しい。
 …そんなわけでテーマは重いものを含んでいるですが、まずは先入観抜きで聴いて欲しい。
 これが気持いいのだ。
 まるでシャンソンのようなオシャレでポップで所々ユーモラスで、でもジャズ。
 出来すぎじゃ…と思ってるとボーカルに起用されたジェニファー・サノンが低音部で微妙にブレてたりして(そういう譜面なのかもしれんが)、それがまたアクセントみたいに効いてる。
 いいアルバムだと思いますよ。