think C

 取材後、虎ノ門で開催の「文化審議会『中間整理』とthink C 有志提言をめぐる緊急総括シンポジウム」へ。
 取材を申し込んである方々が何人か登壇予定なので、プレ取材みたいなものである。
 「中間整理」なのは、think C がそもそも「著作権保護期間延長」の論議から始まっていて、とにもかくにも期間延長は見送りになったため。
 もちろん、この先、延長論が出てくる可能性は高いし、延長の是非以外にも様々な問題が残っている。
 今回の議論の中で、感銘を受けたのは、
「人格権とリスペクトは関係がない」
 という中山信弘東大名誉教授の発言。
 オレの理解では、法がリスペクトを要求することはできないし、すべきではないということだし、リスペクトによって著作権侵犯が免罪されないし、免罪すべきではないということ。
 このへんは明確に言っていかないといかんよなあ。未だに「パロディ」同人誌周りでは「リスペクトですから」ってのが言い訳になると思ってる人がいかねないもんなあ。
 イベント終了後、飲み会に雪崩込む。
 終電帰り。