冬コミ日記

28日
 4時間弱寝て、6時前起床。妻が起きてきたので、二人で朝ごはん。7時に出発。池袋で埼京線りんかい線直通快速に乗る。メチャ混み。渋谷あたりで座れてラッキー。
 8時頃、現地到着。昨年より人出が多いような気がする。トイレ列もスゴイことに。
 入館証を首から提げて、企業入り口から会場入り。東館のマンガ論争勃発特設ブースに到着。昼間くんが一人で設営中。設営を手伝ううちにマイクロマガジン社の営業担当2名、担当編集者が到着。「著者が一番乗りかよお」と暴れる(嘘)。
 担当編集がほぼ徹夜で刷り出した(コピー本と呼んでるが、実は永山がDTPやってPDF化してサーバーに上げておいたのを編集者がプリントアウト)『マンガノクニノキキ2』をその場で製本。
 適当に休みを入れて、トイレに行ったり、文具を物色したり。
 昼間くんが、
「いいもの見つけて来ましたよお」
 とレモンで購入のシャーペンなどを持ってくる。おお、ロットリングではないか。オレ好きなんだよね。無骨で実用的でイモっぽくてドイツって感じにグッとくる。いかにもプロ仕様って感じ。
「気に入ったんで全色買いました。壊れた時の用心に」
 軸色違いのシャーペン6本も買うなバカ!
 とか言いながら、オレもさっそくレモンへと赴き、シャーペン2本(いや、まあ、壊れた時の用心ですよ)、45センチの武器認定されそうなアルミ削りだしの定規などを購入。昔、仕事で常用していたロットリングのラピッドグラフにも手が伸びそうになるが、ほぼ100%使う予定がないし、やめとく。
 ウチの隣は昨年同様、都バスのチーム。会場前から列が出来てて、昨年よりスゴイ。バスカードとか飛ぶように売れて、あっという間に完売ですよ。端で見てると、去年と同じお客さんが来てて、完全に根付いてるなあ。
 さて、ウチの方はといえば、本体の新刊がないんで、スロースタート。『マンガノクニノキキ2』も初日で全部配布しちゃうのもなんなので、手渡しせずに、様子見しながらという感じ。それでも最終的にはノルマ越え。

29日
 4時間寝て、6時頃起床。誰も起きてこないので一人でトーストで朝ご飯。7時に出発。昨日と同じパターンなれど、あきらかに人出が多い。あとで知ったけど東方効果?
 今日はオレが一番乗り。昼間くん、営業担当の順番でやってくる。担当編集は電車が遅延で遅刻。「なんでオレが一番乗りや!」と暴れる(嘘)。今日は暇かなと油断していたら、それなりにノルマ越え。途中「BLも危ない」的なポップを出したのが効果的だったのか? 途中で『マンガノクニノキキ2』が足らなくなってきて、製本作業。全然ノンビリできません。昼ごはんはトンカツ弁当。午後、企業ブースに移動。さらに今日の目玉である東方も覗いておこうと西館へ。東方はめぼしいところ完売でした。
 けっこうへとへとになって現地解散。
 帰宅後、明日に備えて、『マンガノクニノキキ2』増刷用のデータを手直し。ややノドが窮屈なので、小口側に5ミリ動かし、ついでに自分の文章も推敲しようとするが、いじりはじめるとキリがないので切り上げる。サークルチェックをして寝る。

30日
 6時間ほど寝て、6時起床。一人でトースト食べて、7時過ぎに出発。到着は8時半頃。昼間くんが先に来て設営中。
 さて、今日は知り合いやら、『マンガ論争勃発』のインタビュイが一杯出るので、販売よりも、挨拶回りに力点を置くことを確認。喫煙所で町田形さんと遭遇。何年ぶりになるんだろ? こちらも後でご挨拶にうかがうことにする。
 東館を一周。挨拶回りのルートにある購入予定サークルにも立ち寄る。欲しい本はかなり偏っているので、並ぶことなく買える。ただ、場所によっては相当の混雑で、無礼者、乱暴者も混ざる。よほど欲しいブツがあるのか、走るヤツもいて危険。
 人ごみの様子を写真に撮りたかったので総本部で取材手続し、コンビニでサンドウィッチなどを買って、腹ごしらえして、西館に向かう。それにしても、エスカレータの一段空けは自然に守っている。このへんはさすがコミケ参加者。でも、微妙にすっぱい匂いが……。ま、これもコミケの空気ということで。
 西館では評論島を中心にぐるっと廻る。伊藤くん、森川さんにご挨拶。例によって東浩紀さんとは長話。おかしかったのは白田総統の肩書きが「探偵」になっていたこと! あと非モテの古澤書記長がいっこく堂似であることを発見したのは収穫。増田監督と女優の大塚麻恵さんとも遭遇してドーナツをいただきました。
 一旦、昼間くんと外に出て、ドーナツとコーヒーとタバコ。
 東館に戻ると、『マンガノクニノキキ2』の無料配布分は品切れ状態。色々差し入れが届いているし、『マンガ論争勃発2007-2008』も残り少ないといううれしい状況。増田監督と大塚さんがお見えになったので、大塚さんには30分ばかりメイドコスで売り子をしていただく(爆売れ♪)。
 他にも、いずみのくんがたまごまごさんと引き合わせてくれたり、ダーティ・松本先生がお見えになったり、と千客万来。配布も販売もノルマ越えを果たしました。
 ありがとうございました。