天使って…

 アンソニー・ウェイの「天使の祈り」を聴く。「歌わずにいられない」「イギリスの緑の草原」など美しい曲が耳に心地よい。心地よすぎて仕事のBGM向きではないですね。手を休めて聞き入ってしまう。
 続けて「アンソニーのクリスマス」を聴く。タイトル通り、クリスマス・キャロル集。管弦楽を使った華やかなオープニングからクリスマス気分を盛り上げます。アンソニーの歌声も素晴らしいですが、セント・ポール大聖堂聖歌隊の合唱がまた「クリスマスはこうでないと」という感じでいい気持ちにさせてくれます。なんだか今月は一月遅れでクリスマスを祝っている気分。いや、(前向きに)今からクリスマスを祝っている気分というべきか?
 しかし、ボーイソプラノや少年合唱団のCDに「天使の」とか「エンジェル」というタイトルが多いのには閉口します。気持ちはわかるし、営業政策上いたしかたないというも理解できますが、はっきりいってややこしい! 「Voices of Angels」と「Angel Voices」なんてどっちがどっちなのか? しかも「Angel Voices」には他にカストラートの歌唱をカウンターテナーで再現した同タイトルのCDもあります。「Voice of an Angel」てのはシャルロット・チャーチのアルバム。「angel's voice」は奥井雅美のミニアルバム。Della Reese「Voice of an Angel」(ゴスペル)。「エンジェル」で検索かけたらクラシックで27件、ポップスで320件ヒットしました。天使ではクラシック340件、ポップス386件。以上アマゾン調べ。