あぶないあぶない

 ヤフオクにてモーツァルトのボックスが出てました。8500円でCD40枚(輸入盤・新品)というのに圧倒。指揮者も有名どころが揃ってます。思わず落札しそうになって、よく見たらいずれも録音が50年以上前のものばかり。歴史的名盤なのかもしれないけれど、どちらかというと、ある程度聴き込んでいる人が資料として持っておきたいタイプのコレクションではなかろうか? ぼくのような初心者が手を出すべきではない…ということで思いとどまりました。
 ヤフオクではパニアグアの「古代ギリシャの音楽」も発見。これはかなり怪しい楽しい傑作で、以前レコードで聴いて、うわぁあああホントかよぉ!? とビックリした記憶があります。古代ギリシアの楽譜が残っているとして、どうやって解読できたのか? ホントにこんな旋律で、こんな音だったのか? 謎だらけ。なのに、いかにもって感じで、遊び心満点の盤なのでした。これも落札する予定でしたが、手持ちのCD整理してたら持ってました…。あぶないあぶない。でもこれは古楽好きならばマスト・アイテムです。最悪でも話のタネになります。
アレッド・ジョーンズの「クリスマスの星」も出て来た。アレッドもこの頃は若い(当たり前だ)。ほっぺたプクプクしてます。
わはは、「エリック・サティ歌曲全集」なんてものまで出てきました。何を考えていたんだワタシは? 買った当時はなんかひらめいたんだろうなあ。全集って言っても一枚で終わりですけどね。