聴いたCD

pecorin9112004-02-25

  • ブリュッヘンモーツァルト交響曲40番、41番」
  • カストラートの時代」(廃盤?)
    • ヘンデルパーセル、バッハ、ハッセ、モーツァルトグルック、ポルポラのカストラートのために書かれたオペラ・アリア、ミサ曲などを集めています。歌うのはカウンターテナー。残念ながら男声ソプラノは入っていません。これはこれで楽しめるけど、やはりここは岡本知高で聴いてみたい気も(「オンブラ・マイ・フ」は聴き比べられますが)。最後のカストラート、モレスキが歌う「小荘厳ミサ曲」(ロッシーニ)を収録しているというのがポイント。ただ、100年以上前の録音なので、高い声で歌っているのはわかりますが、美しいとか素晴らしいとか、往事のカストラートの歌声を偲ぶよすがにとか…という感じではありません。
  • クロノス・カルテット「ショート・ストーリーズ」
    • けっこうバラバラですね。面白いのと、まあまあのと、面白くないのが混ざってます。「Physical Property」はかなり面白かったですが、「Cat O' Nine Tails」は昔のアメリカのアニメを見ているような印象で、こういうのが面白い人は面白いだろうが、ぼくはちっとも面白くないぞ。
  • Jonathan Carney「NYMAN:The:Piano Concerto / On the Fiddle / Prospero's Books」(廃盤?)
    • ナイマンの曲をロイヤル・フィルハーモニックで…という盤。いかにも映画音楽って感じで華麗。とはいえグリナウェイは「英国式庭園殺人事件」しか見てないんだよなあ。そういえば昔、マルチメディア作品のシナリオを書かないかというオファーがありました。「プロスペローの本」のような…という注文でしたが、時間的に映画を見る余裕がなく、泣きそうになりながら新幹線の中でシナリオを書き上げました。結果は没…。もちろんヘコみました。