アキバをクルーズ

 午後から秋葉原へ。資料にする漫画本を買いに行ったんですが、ついつい、石丸電器のCD/DVD館に入って、ついつい輸入盤のフロアに行って、自分の忍耐力を試すようなマネをしてしまいました。うわっ、うはっ、とか悲鳴を上げながらも我慢して、3階へ脱出。しかし、それが限界だったようで、気がついたらCREST1000のコーナーにいて、次に気付いた時にはクイケン四重奏団モーツァルトハイドン・セット」三枚をレジ運んでいました。それにしても三枚で自制したのだから立派だと思います。
 アキバは月一の巡回です。一度に全部廻っているわけではないので、行くたびに変化を発見します。今日は路地の奧にカレー屋と、古同人誌屋を発見。二三年前に比べるとオタク度がアップし、食べ物屋が増えてますね。前はトイレが少ない、ロクな食べ物屋がないというハードボイルド(どこがだ?)な街だったのですが、基本的にオタクの人たちというのは居心地の良さに敏感なような気がします。そういえば森川嘉一郎さんの「趣都の誕生」(幻冬舎)の帯には「いつの間にか街全体が巨大な『個室』になっているのを知っていますか?」と書いてありました。個室で自足するには、台所とトイレは必須ということです。今度、森川さんにお会いしたら訊いてみようと思いました。