デュ・プレの夏・二日目

pecorin9112004-08-11

 今日も朝から「ジャクリーヌ・デュ・プレの芸術」、好みは色々あると思いますが、僕にとっての山場はCD7から始まるベートーヴェンです。どちらかといえばベートーヴェンは苦手なんだけど、演奏家によってはグッと来る。その典型です。他、ベートーヴェンでいいなあと思ったのはホロヴィッツかなあ。グレン・グールドは「神」なので別格です。信仰はしてないけど。信仰してたら今頃、現行盤くらいは全部揃えてるはず。

  • デヴィッド・バーン「ザ・フォレスト」
    • 中古盤。91年リリース。「Uh-Oh」の一つ前、イーノとの「My Life in the Bush of Ghosts」の一つ後。ジャケのドクロがヘヴィメタっぽいですが、かなり民族音楽の入った現代音楽寄りのアルバム。一応ボーカルというかヴォイスが入っているものの、これがけっこーぶっとんでて意味不明なので、ほとんどインスト曲として聴く。やっぱバーンてば変な人やなあ。
  • ピエール=ロマン・エマール「アフリカン・リズム」
    • かなり刺激的なアルバムです。ライヒの「クラッピング・ミュージック」やリゲティの練習曲といった「現代音楽」とアカ・ピグミーのポリフォニーを交互に並べた「リズムの祝祭」。かなり面白い。面白いんだけど、何故並置なのかな? 同じトラックで互いに侵犯するようなところも欲しい。リゲティもすごくイイし。ピグミーの「モフンガ」も激しくイイ。ライヒの「木片のための音楽」はもう最高。アルバム後半はもう脳汁出まくりです。ならば…と欲をかきたくなります。